えーこす誕生秘話
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中尾は、高校卒業後、大阪ミナミの有名な和食店で6年間修業、そして母の経営する店で働き、料理を出し、その腕を上げた。「えーこす」誕生の起動力となる長倉も今から30年位前から、この店に通っていた。
そんな中、中尾の母が倒れ長期入院。長年慣れ親しんだ店から、新しい店に引っ越した。中尾は食器道楽で資金は無く、嫁・子供達に頭を下げながら、自分の店を5年前に出した。店には扉が無く、1日7人の客しか取らずのコース料理。嫌な客は入れない。嫁の目を盗んでの食器あさり…中尾にお金を儲ける気は全くない。

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出汁こそ料理の命。中尾は、出汁作りに全力をかけ、毎朝仕込みで出汁を取っていたが、修業時からネルやペーパーを使うのが邪魔くさく、匂いが付き非衛生的だ、この問題は解決できないものか、と考えていた。
そして、ふと思いついた、長倉は確かモノ作り屋だ、一度相談してみよう…
「美味しい出汁が取れ、ネルやペーパーを使わないエコな商品が作りたい」と。

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長倉は、平成18年に発明大賞、平成25年に中小企業発明大賞を取った、知る人ぞ知るモノ作り会社“株式会社アスク”の会長。自社商品を立ち上げ、障がい者施設、リサイクルビジネスへの展開と、会社を成長させたビジネスの嗅覚の鋭い人間だ。長倉は今年で74歳。18歳から働いている。そろそろ遊ばないと人生が無い。最後に面白いビジネスを成功させるか?中尾の話を聞き、即座に特許調査、プロの話を聞き、このような商品は世界中に何処にもない事が解り決断、プロジェクトがスタートした。

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何処で作ろうかと長倉は考えた。そこで浮上したのが、藤川金属の平岡竜一。藤川金属は大手メーカーの1次下請で優秀な技術を持つ。話を聞いた平岡は、1週間もせぬ内に全てをスタートさせた。さらにこのプロジェクトの中に、エース企画を経営する長倉の妻が加わった。中尾さんが言うのならエース企画で投資する。こうしてビジネスの図式が出来上がった。 製造元:藤川金属 販売元:アスク 企画:エース企画・中尾

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モノ作りのプロ長倉・平岡と、出汁のプロ中尾で、度重なる実験と協議を行った。厚さ0.3㎜のステンレスの板に0.3mmの細い穴を空けて絞る技術は難しい。試作を重ねても中尾の理想に届かない。そして、たどり着いた答えが、中尾の求める出汁を取るには2つの器を重ね合わせるという事。これで上手く行ったと長倉も平岡も考えたが、中尾は首を縦に振らない。もう少し大きく浅くと…型は簡単に大きくも小さくも出来ないのに…

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さらに中尾からのまさかの提案。「プレートはどうだろうか」と。これには長倉と平岡は唖然。しかし、これが凄く良いアイデアだった。器の穴を0.3にしておき、プレートを最小の穴にする事によって、大きく問題が解決。
流石出汁のプロである。こうしてようやく、「えーこす」は誕生した。

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